1枚の画像を動かすだけでなく、シーン全体を生き生きと表現しましょう。Seedance 2.5 は、長めのストーリー仕立ての動画、画像・動画・音声の参照素材を組み合わせた生成、より滑らかなショット間のつながりを想定して設計されています。ByteDance によると、1回の生成で最長30秒の動画を作成でき、複数回の生成を重ねてストーリーを続けることもできます。CawCut の [動画生成] ノードに直接組み込まれており、Seedance 2.5 を選択し、Text、Image References、Frames、Omni References のいずれかのモードを選んで入力を追加し、ワークフローの一部として実行できます。
1. Seedance 2.5 の強み
| 強み | 活用例 |
|---|---|
| 長尺のマルチショット・ストーリーテリング: 1回の生成で最長30秒の動画を作成でき、複数回の生成を重ねてストーリーを続けられます。 | 明確な導入、展開、結末を備えた短い物語を作ったり、つながりのあるショットをひと続きの一貫したシーンとして展開したりできます。 |
| 豊富なマルチモーダル参照: 画像、動画、音声を組み合わせて参照でき、被写体、スタイル、構図、動き、音を読み取ります。 | 被写体の外見、カメラや身体の動きの参照素材、シーンを形づくる音やリズムを組み合わせて、具体的なイメージを形にできます。 |
| ショットや延長部分の一貫性を強化: ストーリーの展開に合わせて、主要な被写体、環境、物語のテンポ、映像と音声のスタイルをより一貫して保つことを目指します。 | 複数のショット、場面転換、続きの映像を通して、同じキャラクター、製品、または場所が認識できるストーリーを作れます。 |
| より自然な動きと滑らかな場面転換: 動きの質、カメラワーク、ショット間のつながりを改善します。 | キャラクターが空間を移動するシーンや、動作を追うカメラなど、動きや場面転換が唐突ではなく自然につながるダイナミックな映像を作れます。 |
| 音声と動画の同時生成、より細かなタイミング指定: 動画と合わせて音を生成し、動作や編集のタイミングをより細かく指定できます。 | セリフ、効果音、音楽、映像内の動作が、意図したタイミングでそろうパフォーマンスやシーンを作れます。 |
2. モードと入力を選ぶ
動画生成の編集画面で、クリップの生成をどの素材で導くかに合わせてモードを選びます。
| モード | 選ぶ場面 | 入力する内容 |
|---|---|---|
| [Text] | 文章の説明からシーンを作りたい場合。 | 被写体、動作、舞台、希望するショットを説明する、要点を絞ったプロンプト。 |
| [Image References] | 静止画像で外見、構図、被写体を導きたい場合。 | 関連する画像と、何を維持し、何を動かすかの指示。 |
| [Frames] | 開始時や終了時の構図、またはその間の変化が重要な場合。 | 必須の開始フレーム、任意の終了フレーム、そして両者の変化を説明するプロンプト。 |
| [Omni References] | 複数のメディア形式で同じ生成を導きたい場合。 | 画像、キャラクター、動画、音声の参照素材。それぞれの役割をプロンプトで説明してください。 |
動画生成ノードやワークフロー内での接続方法について詳しくは、動画生成をご覧ください。シーンを順番に計画する場合は、画像ストーリーボードのガイドを使ってビジュアルプランを準備できます。
すぐに使える製品キャンペーンの制作手順をお探しの場合は、CawCut Ad Video と作成手順ガイドをご覧ください。
3. 入力と参照素材を準備する
プロンプトと参照素材は、それぞれの役割が明確で、互いに矛盾しないときに最も効果を発揮します。ノードを実行する前に、次の点を確認してください。
- まず被写体と主な動作を1つ示し、そのショットに必要な舞台、ビジュアルスタイル、カメラの方向、タイミングを加えます。
- クリップの内容を絞り込みます。複数の展開を含める場合は順番に説明し、選択した長さに収まることを確認します。
- あいまいな特徴ではなく、見て分かる結果を説明します。たとえば、「シネマティック」とだけ書くのではなく、「カメラがゆっくり前進する」と指定します。
- 矛盾しない指示を使います。同じショットでカメラ固定と素早い追従撮影を同時に求めたり、関連のない動作を一度に複数求めたりしないでください。
- 被写体や重要な細部がはっきり見える画像やクリップを使います。
- キャラクター、製品、舞台、スタイル、動き、フレーミング、音声のうち、各参照素材で何を導くのか、また何を反映させるのかをモデルに伝えます。
- 服装、色、物の形、場所など、一貫性を保ちたい要素を説明します。
- 動きや動画の参照素材を使う場合は、取り入れたい動作やカメラワークを指定します。他の視覚要素を別の参照素材から取り入れる場合は、そのことも説明します。
- 音声の参照素材を使う場合は、セリフ、リズム、タイミング、全体的な音のどれを導くのかを指定します。
- ショットに役立つ参照素材だけを残します。似た素材や矛盾する素材があると、どの細部に従えばよいかが曖昧になることがあります。
Omni References モードでは、画像、キャラクター、動画、音声の参照素材を追加し、シーンの異なる要素をそれぞれ導くことができます。互換性のある上流ノードを接続することもできます。ノードの接続については、ノードについてをご覧ください。キャラクター専用の参照シートについてはAI生成動画でキャラクターの一貫性を保つを、場所のレイアウトやショット間の連続性についてはストーリーボードでシーンの一貫性を保つをご覧ください。
4. CawCut のワークフローと設定
- ワークフローを開いて [動画生成] ノードを追加するか、キャンバス上の既存のノードを選択します。
- 必要な入力に応じて、[Text]、[Image References]、[Frames]、[Omni References] のいずれかを選びます。
- モデルメニューから Seedance 2.5 を選択します。
- 選んだモードに応じて画像、キャラクター参照、動画、音声を追加し、必要に応じて互換性のある上流ノードを接続します。編集画面にプロンプトを入力するか、テキスト入力を接続します。
- 長さ、アスペクト比、解像度、音声などの出力設定を確認します。ノードにクレジットの目安が表示される場合は確認してください。CawCut のクレジットについてはクレジットで説明しています。
- ノードを実行して生成されたクリップをプレビューし、後続の処理に使う前に、被写体、動き、場面転換、音、重要な参照素材の細部を確認します。
クリエイティブな処理をつないだワークフローの例については、CawCut Workflowをご覧ください。AIエージェントとのチャットを通じて生成する方法については、cawcut-generate スキルガイドをご覧ください。
5. 改善とトラブルシューティング
クリップが意図どおりにならない場合は、最も大きな違いを見つけ、狙いを絞って調整します。
| 問題 | 試すこと |
|---|---|
| 被写体が参照素材と違って見える | より鮮明な参照素材を使い、見分けるための特徴を説明します。異なる外見を示唆する他の画像は取り除きます。 |
| 動作が不明瞭、または完了しない | プロンプトを主な動作1つに絞り、動作の順序を明確にします。被写体に複数のタスクを同時に指示しないでください。 |
| カメラの動きが意図と違う | カメラワークを1つ指定し、被写体、カメラ、または両方のどれを動かすかを伝えます。矛盾するフレーミングの指示は取り除きます。 |
| 複数のシーンにつながりが感じられない | シーンの流れを簡潔にし、展開の間のつながりを明確にするか、アイデアを別々のクリップに分けて後から組み立てます。 |
| 音声がシーンに合わない | 意図するセリフ、環境音、音楽と、そのタイミングを指定します。矛盾する音声の指示を組み合わせないでください。 |
| 細部が安定しない | より大きく鮮明な参照素材を使い、ショットの情報量を減らして、生成結果を原寸で確認します。小さなラベルや正確な文字は、確認が必要な細部として扱ってください。 |
可能であれば、1回の生成で変更する点は1つか2つにします。プロンプト、参照素材、モード、設定のどれが結果の改善につながったかを判断しやすくなります。大きなワークフローを作成する場合は、前の手順を繰り返すのではなく、動画出力を次の互換性のあるノードに接続します。生成したクリップをつないだり、クリップ間にトランジションを追加したりする方法については、動画・トランジションノードをご覧ください。