高品質の生成を待たずに、カメラワークや動作、ストーリーの展開を試してみませんか? Seedance 2.0 Fast は、Seedance 2.0 の生成モードを、より短時間で生成できるプロファイルとともに CawCut で利用できるモデルです。アイデアの検討や修正に役立ちます。CawCut の [動画生成] ノードから直接利用でき、テキストを中心としたシーンや参照素材を使ったクリップを作成できます。
1. Seedance 2.0 の強み
| 強み | 活用方法 |
|---|---|
| 短い生成時間 | シーンを組み立てながら、プロンプトのバリエーション、カメラの指示、動きのアイデアを試せます。 |
| Seedance 2.0 ファミリーの動きと方向性 | 動き、被写体の振る舞い、カメラの意図を明確に指定して、動作を中心としたクリップを作成できます。 |
| 複数の参照モード | 適切な入力モードが利用できる場合、テキスト、画像、フレーム、または複数の Omni 参照を使って作成できます。 |
| イテレーションしやすい生成 | 最終的な方針を決める前に、シーンの展開やビジュアルの方向性を変えて比較できます。 |
生成速度を優先し、動画のアイデアを試したり、プロンプトを調整したり、意図した動きをプレビューしたりする場合は Fast を選びましょう。最終成果物で最高レベルのディテールやネイティブ 4K 出力が必要な場合は、Seedance 2.0 と比較し、CawCut でそのモデルに使用できる設定も確認してください。
2. モードと入力を選ぶ
シーンをどのように作成したいかに応じてモードを選びます。
| モード | 用途 | 入力 |
|---|---|---|
| [テキスト] | 文章の指示からシーンを作成します。 | 被写体、動作、場面、カメラ、音声を説明するプロンプト。 |
| [画像参照] | 静止画に動きを付けたり、被写体の外見や構図を指定したりします。 | 画像またはキャラクターの参照素材と、動きの指示。 |
| [フレーム] | 冒頭の構図を指定し、必要に応じて最後の構図も指定します。 | 最初のフレーム画像、任意の最後のフレーム画像、トランジションの説明。 |
| [Omni 参照] | 1 回の生成で複数の参照タイプを組み合わせます。 | 対応する画像、キャラクター、動画、音声の参照素材と、それぞれの役割を指定するプロンプト。 |
CawCut では、Seedance 2.0 の 3 つのバリアントすべてが、これら 4 つのモードに対応するモデルとして表示されます。利用できる入力や出力設定はモードによって異なる場合があります。モードの詳細は動画生成をご覧ください。
3. 参照素材とプロンプトを準備する
それぞれの参照素材の役割を明確にします。
- 画像またはキャラクターの参照:服装、シルエット、色、製品の形など、維持する外見の特徴を指定します。
- 動画参照:動き、カメラの動作、フレーミング、テンポ、シーン構成のどれを参考にするかを説明します。
- 音声参照:セリフ、効果音、音楽、リズム、雰囲気のどれを参考にするかを指定します。
- フレーム参照:意図する開始または終了時の構図と、その間でシーンをどのように変化させるかを説明します。
明確なプロンプトにするには、次の点を意識してください。
- 最初に主な被写体と動作を指定します。
- 起こる順番に沿って出来事を記述します。
- 各ビートで一貫したカメラの指示をひとつ指定します。
- 重要なやり取りと、その結果どのような変化が起きるかを説明します。
- スタイル、照明、音声の詳細は、意図した結果に役立つ場合にのみ追加します。
- 一貫性を保つ必要がある要素を指定します。
モデルのバリアントを公平に比較するには、プロンプト、参照入力、アスペクト比、その他の利用可能な設定を同じにしてください。
4. CawCut のワークフローと設定
- ワークフローを開き、[動画生成] ノードを追加します。
- [テキスト]、[画像参照]、[フレーム]、[Omni 参照] のいずれかを選びます。
- 作業の段階に合った Seedance のバリアントを選択します。
- 選択したモードで対応する参照素材を追加し、動作と各参照素材の役割を説明するプロンプトを記述します。
- 利用可能な動画の長さ、アスペクト比、解像度、音声のオプションを設定します。ネイティブ 4K 出力が必要な場合は、Seedance 2.0 で [4K] を選択します。
- クレジットの見積もりを確認してクリップを生成し、動き、連続性、音声、タイミングを含めて全体を確認します。
実用的な進め方として、まず Mini で大まかな方向性を試し、Fast で調整し、ディテールやネイティブ 4K が必要な場合は Seedance 2.0 で最終生成します。ワークフローの接続については、ノードについてをご覧ください。
5. 制限事項と調整
Fast は生成速度を重視しているため、アイデアの試作や修正に適しています。ディテールやネイティブ 4K が重要な最終クリップでは、Seedance 2.0 の出力と比較してください。他の生成動画と同様に、複雑な動き、細部、正確なタイミング、音声との同期には調整が必要な場合があります。
| 気になる点 | 試せること |
|---|---|
| 動作が分かりにくい | 動作を順番に並べた複数のビートに分け、どの被写体が動くかを明記します。 |
| カメラの指示に一貫性がない | プロンプトを、主なカメラワークひとつと主な動作ひとつに絞ります。 |
| 被写体や物体の外見が変わる | より明確な参照素材を使い、一貫性を保つ必要がある視覚的な特徴を列挙します。 |
| 音声やタイミングが動作と合わない | タイミングと音の合図を分けて説明し、ひとつずつ調整します。 |
| 下書きの見込みはあるが、最終的な仕上がりには足りない | プロンプトと参照素材を維持したまま、納品の目的に合ったモデルで、より高精細な生成を試します。 |
最終出力に使う前に、クリップ全体を確認してください。現在利用できるモデルについては対応モデルを、ノードの設定については動画生成をご覧ください。