Seedance 2.0 の使い方

CawCut で Seedance 2.0 を使い、マルチモーダル動画生成、複雑な動き、カメラ制御、音声同期を行う方法を紹介します。

2026年10月28日 更新 · 7 分で読める

Seedance 2.0 には、短い説明と被写体を与えるだけでなく、テキスト、画像、動画、音声を使って動き、カメラワーク、音をまとめて形作るように指示できます。CawCut では Seedance 2.0 が [動画生成] ノードに組み込まれており、「テキスト」「画像参照」「フレーム」「Omni References」に対応しています。最長 15 秒のマルチショット音声・動画クリップを作成し、複雑なやり取りを扱い、4K 動画を生成できます。

1. Seedance 2.0 の強み

強み活用例
マルチモーダル参照制御 :テキスト、画像、動画、音声を入力として使い、構図、動き、カメラ、視覚効果、音を誘導します。特定のキャラクターや製品の見た目に、指定した動作、カメラの動き、ビジュアルスタイル、音の方向性を組み合わせたシーンを作成できます。
複雑で物理的に自然な動き :動きの安定性、物理的な正確さ、被写体同士のやり取りの向上を目指しています。手で物を拾う、2 人が小道具を手渡す、チームが連携した動きをするといった、接触や因果関係が明確な動作を演出できます。
マルチショットの音声・動画生成 :ショットがつながり、音声が同期したシーケンスを最長 15 秒のクリップとして生成します。導入、変化、結末のある短い物語や、映像が明確に展開する短い広告を作成できます。
カメラと演技の演出 :カメラの動き、照明、影、被写体の演技に関する指示に応じます。映画のような登場シーンを作る、空間内の動きを追う、特定のテンポや構図で演技を演出するといった使い方ができます。
4K 出力 :最終納品に適した高解像度の動画出力に対応しています。大画面向けの映像、細部まで見せる製品紹介、4K 仕上げのワークフローに使える、高品質なクリップを作成できます。

2. モードと入力内容を選ぶ

生成結果に反映させたい参照素材に合わせて、動画生成のコンポーザーでモードを選択します。

モード用途入力内容
[テキスト]文章による説明からシーンを作成します。被写体、動作、場所、カメラ、音を説明するプロンプト。
[画像参照]静止画に動きを加えたり、被写体の見た目やシーンの構図を誘導したりします。画像またはキャラクター参照素材と、動きの指示。
[フレーム]開始時の構図と、必要に応じて終了時の構図を指定します。最初のフレーム画像、任意の最後のフレーム画像、トランジションの説明。
[Omni References]複数の種類の参照素材を組み合わせて、1 回の生成を誘導します。画像、キャラクター参照素材、動画、音声、それぞれの役割を指定するプロンプト。

アイデアをシーンとして説明するのが最適なら、「テキスト」を使ってください。静止画、演技、カメラの動き、音声の合図が最終クリップに重要な場合は、参照素材を追加します。モードの詳しい説明は、動画生成をご覧ください。

3. 参照素材とプロンプトを準備する

Seedance 2.0 は複数のメディアを組み合わせて使えるため、各素材の役割を明確にしてください。

  • 画像またはキャラクター参照素材: 服装、シルエット、色、製品の形、場所など、維持する被写体の特徴を指定します。
  • 動画参照素材: 動き、カメラの振る舞い、構図、テンポ、シーン構成のどれを誘導するのかを明示します。
  • 音声参照素材: セリフ、効果音、音楽、リズム、雰囲気のどれを誘導するのかを伝えます。
  • ストーリーボード画像: 各コマでショットの順序、構図、ビジュアルスタイル、コピーのどれを定義するのかを説明します。シーケンスの計画については、画像ストーリーボードをご覧ください。

効果的な動画プロンプトを作るには、次の点を意識してください。

  1. 最初に、主な被写体と動作を説明します。
  2. マルチショットのクリップは、順序を付けた短いビートに分けます。
  3. 各ビートのカメラワークを一つに絞って指定します。たとえば、追従、パン、寄り、固定などです。
  4. 誰または何が接触し、その後何が起きるのかなど、重要なやり取りを明記します。
  5. シーンを伝えるうえで役立つ場合に限り、照明、ビジュアルスタイル、セリフ、音の指示を加えます。
  6. 維持する細部と、変化してもよい細部を指定します。

Seedance 2.0 は複雑な動きに適していますが、関連のない出来事を一度にたくさん求めると、プロンプトの内容が分かりにくくなることがあります。一つの中心となる動作を軸にシーケンスを組み立て、トランジションが伝わるようにしてください。

4. CawCut のワークフローと設定

  1. ワークフローを開き、[動画生成] ノードを追加します。
  2. [テキスト]、[画像参照]、[フレーム]、[Omni References] のいずれかを選択します。
  3. モデルメニューから Seedance 2.0 を選択します。
  4. 選択したモードの参照素材を追加し、動作と各参照素材の役割を説明するプロンプトを入力します。
  5. 長さ、アスペクト比、解像度、音声のオプションを設定します。細部まで表現した最終クリップにモデルの高解像度出力が必要な場合は、[4K] を選択します。
  6. クレジットの見積もりを確認してノードを実行し、クリップ全体を見て動き、連続性、音、タイミングを確認します。

ストーリーボードなど、ほかのワークフローの出力を動画生成ノードに接続できます。複数の手順を含むワークフローの計画や接続については、ノードについてをご覧ください。生成したクリップをあとから組み合わせる場合は、動画ノードとトランジションノードをご覧ください。

5. 制限事項と調整

Seedance 2.0 では、細部が不安定になったり、複数の被写体が関わる複雑なやり取りや物理的な動きが不自然になったりすることがあります。音声に歪みが生じる場合もあり、細かな指示を出してもタイミングや文字が正確に反映されるとは限りません。参照素材はフレーム単位で固定するものではなく、あくまでガイダンスとして扱ってください。

気になる点試せること
やり取りの物理的な流れが分かりにくい開始位置、接触や動作、その結果の位置を、それぞれ別の出来事として説明します。
カメラや被写体の動きが意図と異なる指示を簡潔にし、主なカメラの動きと主な被写体の動きを一つずつ指定します。動きやカメラのガイダンスには、動画参照素材を追加します。
キャラクター、製品、場所の見た目が変わってしまうより明確な参照素材を使い、維持すべき見た目の特徴を指定します。異なるデザインを示唆する参照素材は削除します。
音声が動作に合わないプロンプト内でセリフ、環境音、効果音、音楽を分けて説明し、それぞれを入れるタイミングを指定します。
クリップの内容が詰め込みすぎに感じられるストーリーのビートを減らし、重要なやり取りや視覚的な見せ場を優先します。

どの変更が役立ったのか分かるよう、プロンプトまたは参照素材のセットは一度に一か所だけ変更してください。モデルの代替候補や関連する使用上の注意については、対応モデルをご覧ください。高解像度または長尺のクリップを生成する前に、クレジットを確認してください。

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よくある質問

CawCut で Seedance 2.0 を使い、マルチモーダル動画生成、複雑な動き、カメラ制御、音声同期を行う方法を紹介します。

Seedance 2.0 は、マルチモーダル動画の制作、複雑な動き、カメラや演技の演出、マルチショットのストーリーテリング、音声・動画の生成向けに設計されています。

Seedance 2.0 は、動画生成ノードの「テキスト」「画像参照」「フレーム」「Omni References」に対応しています。

はい。「Omni References」を使うと、動画や音声によるガイダンスを画像、キャラクター参照素材、プロンプトと組み合わせられます。それぞれの参照素材にどのような役割を持たせるかを説明してください。

Seedance 2.0 は CawCut での 4K 出力に対応しています。高精細な最終クリップを作成する場合は、解像度の設定で 4K を選択してください。

細部や複雑なやり取り、正確なタイミングにはばらつきが生じることがあり、生成された音声が歪む場合もあります。ショットの指示を明確にし、結果全体を確認してください。

動作を順番に説明し、どの被写体が動くのかを明示したうえで、カメラの動きを一つ明確に指定してください。動きやカメラワークを誘導したい場合は、参照クリップを使ってください。