Wan 3.0のマルチモーダルな柔軟性を活かしながら、短時間で生成したい場合は高速版のPrimeを選べます。Wan 3.0 PrimeはCawCutの [動画生成] ノードに組み込まれており、テキスト、画像、フレーム、オムニ参照による生成に対応しています。
1. Wan 3.0 Primeの強み
| 強み | 用途 |
|---|---|
| 高速生成 | Wan 3.0のワークフローを使いながら生成を速めたい場合は、Primeを選びます。 |
| Wan 3.0ファミリーと同等の機能 | テキスト、画像、フレーム、オムニ参照の幅広いモードを利用できます。 |
| 参照素材によるシーン制御 | 画像やフレームを使って、構図、被写体、トランジションを指定できます。 |
| 複数入力を使ったクリエイティブワークフロー | 対応する参照素材とプロンプトを組み合わせ、シーンの見た目や動きを指定できます。 |
2. モードと入力
Wan 3.0 PrimeはCawCutで、テキスト、画像参照、フレーム、オムニ参照に対応しています。AlibabaはPrimeを、機能が標準版と同等のWan 3.0高速版として説明しています。
| モード | 用途 | 一般的な入力 |
|---|---|---|
| [テキスト] | 文章で指定した内容からシーンを作成する。 | 被写体、動き、場所、カメラワークを説明するプロンプト。 |
| [画像参照] | 既存のビジュアルに動きを加えたり、生成の指針にしたりする。 | 動きの方向を指定した画像またはキャラクターの参照素材。 |
| [フレーム] | 開始時と、必要に応じて終了時の構図を指定する。 | 開始フレーム、任意の終了フレーム、トランジションの方向。 |
| [オムニ参照] | 1回の生成で複数のメディア形式を組み合わせる。 | 対応する画像、キャラクター、動画、音声の参照素材とプロンプト。 |
3. プロンプトと参照素材の準備
プロンプトは簡潔にし、参照素材ごとに明確な役割を割り当てます。開始フレームで冒頭を固定し、終了フレームで到達点を指定できます。複数種類の指示を組み合わせる場合は、オムニ参照を使います。
避けること: 被写体、スタイル、意図する結末について互いに矛盾する参照素材を混在させないでください。注意を引き合う動きをプロンプトに詰め込みすぎず、重要な動きとカメラワークを優先してください。
明確なプロンプトを作るには:
- 主な被写体と重要な動きを決めます。
- 出来事を起こる順に並べます。
- カメラの動きを一貫した方向で指定します。
- 被写体やシーンのどの特徴を維持するかを明記します。
- 意図する結果に役立つ場合にのみ、スタイルや音声の指示を加えます。
4. CawCutのワークフローと設定
- 「動画生成」ノードを追加し、使いたい参照素材に合ったモードを選びます。
- Wan 3.0 Primeを選択し、対応する画像、フレーム、またはオムニ参照を追加します。
- 被写体、主な動き、カメラの方向、各参照素材の役割を説明します。
- 設定可能な動画の長さ、アスペクト比、解像度、音声オプションを指定します。
- 見積もりを確認して動画を生成します。動き、終了時の構図、参照素材との一貫性を確認します。
- 修正する場合は、どの変更が出力を改善するか判断できるよう、指示または参照素材を一度に1つずつ変更します。
モードと設定の詳細は、動画生成をご覧ください。このノードをほかのステップと接続する方法は、ノードについてをご覧ください。
5. 制限事項と調整
Primeの高速設定は生成時間の短縮に役立ちますが、動き、細部、参照素材との一貫性を確認する必要があります。複雑な動きや矛盾する入力があると、意図した順序と異なる結果になることがあります。
| 気になる点 | 試すこと |
|---|---|
| 動きが分かりにくい | 動きを順序立てて分解し、重要な動きを1つに絞ります。 |
| 被写体やビジュアルスタイルが変化する | より明確な参照素材を使い、維持する特徴を列挙します。 |
| カメラワークが分かりにくい | カメラの方向を1つ、主な動きを1つに絞って簡潔にします。 |
| 細部があと少しでイメージどおりになる | うまくいった入力はそのままにして、その要素だけを調整します。 |
最終映像として使う前に、クリップ全体を確認してください。何度もバリエーションを生成する前に、クレジットを確認してください。